「ChatGPTで日報を書けるらしいけど、どんなプロンプトを使えばいいの?」
生成AIを使って日報を効率化したいけれど、具体的な指示の出し方がわからない。そう感じている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、ChatGPTで日報を書くためのプロンプト例を紹介します。コピペですぐに使えるテンプレートから、プロンプトを改善するコツ、そしてプロンプトだけでは解決しない課題まで、包括的に解説します。
日報作成に使えるChatGPTプロンプト例
まずは、そのまま使えるプロンプト例を紹介します。ChatGPTの画面にコピペして、「—」以下の部分を自分のメモに置き換えるだけで日報が完成します。
基本のプロンプト(業務日報)
最もシンプルで汎用的なプロンプトです。職種を問わず使えます。
以下のメモから業務日報を作成してください。
フォーマット:業務内容/成果・進捗/課題/所感/明日の予定
—
・A社向け提案資料の作成(15ページ)
・B社とオンラインMTG、次回見積もり提出で合意
・経費精算5件処理
・チーム定例に参加、来月の目標を共有
このプロンプトを送信すると、ChatGPTがフォーマットに沿った日報を数秒で生成してくれます。あとは内容を確認して微調整するだけです。
ポイントは「フォーマット」を指定していること。これがないと、AIが自由な形式で出力してしまい、会社の日報フォーマットと合わないことがあります。
営業日報向けプロンプト
営業職向けにカスタマイズしたプロンプトです。商談の内容や次のアクションを明確にする構成になっています。
以下のメモから営業日報を作成してください。
フォーマット:訪問先・商談内容/成果・合意事項/
課題・懸念点/次のアクション/所感
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・A社 山田部長と商談、新サービスのデモ実施
・反応は良好、来週見積もり提出で合意
・競合B社も提案中とのこと、価格で勝負になりそう
・午後はC社に電話、担当不在で来週リトライ
営業日報の書き方やテンプレートについては「営業日報の書き方・テンプレート」で詳しく解説しています。
プロンプトを改善する3つのコツ

上記のプロンプトをベースに、さらに精度を上げるためのコツを紹介します。
1つ目は、AIに役割を与えることです。プロンプトの冒頭に「あなたは経験豊富なビジネスパーソンです」と加えるだけで、出力のトーンが変わります。役割を明示することで、AIはその立場に合った文体や視点で日報を作成してくれます。
2つ目は、出力フォーマットを具体的に指定することです。「箇条書きで」「各項目2〜3行で」「ですます調で」など、形式を細かく指定するほど、期待通りの出力が得られます。自社の日報フォーマットがある場合は、そのフォーマットをプロンプトに含めると効果的です。
3つ目は、制約条件を加えることです。「300文字以内で」「ポジティブなトーンで」「専門用語を避けて」など、制約があるほどAIの出力はブレにくくなります。特に文字数の指定は、日報が長くなりすぎたり短すぎたりするのを防ぐために有効です。
| コツ | プロンプト例 | 効果 |
|---|---|---|
| 役割を与える | 「あなたは営業マネージャーです」 | 文体や視点が適切になる |
| フォーマット指定 | 「箇条書きで、各項目2行以内」 | 出力形式が安定する |
| 制約条件 | 「300文字以内、ですます調で」 | 出力のブレが減る |
プロンプトで日報を書く時の注意点
ChatGPTで日報を書くのは便利ですが、注意すべき点もあります。
機密情報の送信リスク
ChatGPTに日報の内容を入力するということは、業務内容を社外のサーバーに送信するということです。入力する内容には、顧客名、案件名、社内プロジェクトの詳細が含まれることもあるでしょう。
個人アカウントで使っている場合、入力データがAIの学習に使われる可能性もあります。会社としてChatGPTの利用ルールが整備されているか、事前に確認することをおすすめします。
AIで日報を書くリスクについては「日報をAIで書くのは悪なのか?」で詳しく解説しています。

毎回プロンプトを入力する手間
プロンプトを使えば日報の「整形」は効率化できます。しかし、毎日プロンプトとメモを入力する作業自体は残ります。
慣れれば5〜10分で終わりますが、それでも毎日続ける作業としては負担に感じる人もいます。テンプレートを保存しておく、ショートカットを作るなどの工夫で軽減できますが、「入力する」作業がゼロになるわけではありません。
当社の調査では、38%が業務時間外に日報を書いているという結果も出ています。プロンプトで整形を効率化しても、「書く時間」の確保自体が課題であることがわかります。
プロンプトの質が社員によってバラバラ
同じChatGPTを使っていても、プロンプトの書き方次第で出力の質は大きく変わります。AIリテラシーが高い社員は良質なプロンプトを設計できますが、そうでない社員は期待通りの日報を生成できない可能性があります。
結果として、チーム内で日報の品質にバラつきが生まれます。プロンプトを標準化して全員に共有する方法もありますが、メンテナンスの手間が発生しますし、業務内容が異なる社員に同じプロンプトが通用するとは限りません。
プロンプトだけでは解決しない「本当の課題」

ここまでプロンプトの活用法を紹介してきましたが、正直にお伝えしたいことがあります。プロンプトで効率化できるのは日報作成の「一部」であり、根本的な課題は解決できません。
「思い出す」作業はプロンプトでは効率化できない
日報作成で最も時間がかかっているのは、実は「整形する」作業ではなく「思い出す」作業です。
「今日何をしたっけ?」と一日を振り返り、やったことをメモにまとめる。この工程は、どんなに優秀なプロンプトを使っても効率化できません。プロンプトが整形するのは、あくまで入力されたメモだけ。入力の前段階にある「思い出す」作業は、人間がやるしかないのです。
朝の出来事は夕方には曖昧になっています。「あの作業は何時間くらいやったっけ?」「午前中のMTGの後、何をしていたっけ?」。こうした記憶の曖昧さが、日報の精度を下げています。プロンプトの問題ではなく、人間の記憶の限界の問題です。
インプットの質がアウトプットの質を決める
AIの世界には「Garbage In, Garbage Out(ゴミを入れればゴミが出る)」という原則があります。どんなに優れたプロンプトを設計しても、入力されるメモが曖昧であれば、出力される日報も曖昧になります。
「午前中はいろいろやった」というメモからは、「午前中はいろいろな業務に取り組みました」という日報しか生まれません。プロンプトは情報を「整える」ことはできますが、「補完する」ことはできないのです。
体裁が整っているように見えても、中身が伴っていない。管理者が読んで「結局何をしたの?」と感じる日報は、プロンプトの問題ではなくインプットの問題です。
プロンプト管理が属人化する
チーム全体でChatGPTを日報に活用しようとすると、プロンプトの管理が課題になります。
「Aさんのプロンプトは良い日報が出るが、Bさんのは微妙」。こうした品質のバラつきが発生すると、プロンプトの標準テンプレートを作り、全員に展開し、業務内容の変化に応じて更新する、という運用が必要になります。これは結局、新たな管理業務を生んでいるだけです。
プロンプトという「入力のスキル」に依存している限り、この属人化の問題は解消しません。
プロンプト活用 vs プロンプト不要の日報AI
プロンプトを使う方法と、プロンプトが不要な方法を比較してみましょう。
| プロンプト活用(ChatGPT等) | プロンプト不要(日報AIポチ) | |
|---|---|---|
| 思い出す作業 | 必要 | 不要(PCログで自動記録) |
| 入力作業 | メモ+プロンプトを入力 | 不要 |
| 整形 | AIが整形 | AIが自動作成 |
| 所感 | 人間(またはAI) | 人間(AIは書かない) |
| プロンプトのスキル | 必要(属人化リスク) | 不要(全員同じ品質) |
| セキュリティ | 社外サーバーに送信 | 特許技術で安全に稼働 |
| 料金 | 無料〜月額数千円 | 1,000〜3,000円/ユーザー |
「プロンプトが不要」な日報AIポチ
日報AIポチは、プロンプトを一切使わずに日報を自動作成する日報管理システムです。
PCの操作ログから自動で日報を作成
日報AIポチは、PCの操作ログをバックグラウンドで自動記録し、AIがその日の業務内容を日報として自動作成します。メモを書く必要も、プロンプトを考える必要もありません。
「思い出す」も「入力する」も「プロンプトを設計する」も不要。社員がやるのは、自動作成された日報に目を通して、本人コメント欄に所感を書き添えるだけです。
全社員が同じ品質の日報を自動で作成
プロンプトのスキルに依存しないため、AIリテラシーの差による品質のバラつきが発生しません。新入社員もベテラン社員も、同じ精度の業務記録が自動で作成されます。プロンプトの標準化やメンテナンスといった管理業務も不要です。
コメント欄はAIが書かない
日報AIポチでは、上司コメント欄と本人コメント欄が分離されています。本人コメント欄はAIが書きません。事実の記録はAIが担い、振り返りや所感は人間が自分の言葉で書く。「事実はAI、考えるのは人間」という設計思想です。
プロンプトで日報を書く場合、所感までAIに生成させることができてしまいます。しかし、振り返りを人間が行うからこそ、日報は成長のツールとして機能します。この線引きを仕組みとして実現しているのが日報AIポチの特徴です。
特許技術(第7572760号)を取得しており、CPU使用率1%以下と業務への影響はほぼありません。まずはお気軽にお問い合わせください。
AIで日報を効率化する4つの方法の比較については「日報をAIで効率化する4つの方法」で詳しく解説しています。
まとめ
ChatGPTのプロンプトを使えば、日報の「整形」は確実に効率化できます。この記事で紹介したプロンプト例をコピペするだけで、すぐに試すことができます。
ただし、プロンプトで効率化できるのは「入力された情報を整える」部分だけです。「思い出す」「メモする」という前段階の作業は残りますし、プロンプトの質が日報の質を左右するという属人化の問題も発生します。
まずはプロンプトで試してみて、「入力する手間自体をなくしたい」と感じたら、プロンプト不要で日報を自動作成する日報AIポチを検討してみてください。